ポケモン発売20周年につき
RPGなのに、パッケージが二種類ある。敵を仲間にして図鑑の完成を目指す。パッケージでは出現しないモンスターがいるので、友達と通信ケーブルを使って交換が出来る。更には対戦も出来る。
一人でも十分に楽しいはずのRPGが、友達と出来る。協力したり競ったり出来る。これが当時、本当に画期的でした。
今はスマホの普及でインターネットが当たり前で、攻略はもちろん裏ワザなんかも簡単に調べることが出来ますが、当時はそんな簡単に情報は手に入らなくて。
友達同士あーだこーだ侃侃諤諤したり、信憑性もない攻略本を見たりして、アイテム回収したり、ジムリーダー、四天王に挑んだものです。
そんな時代だからこそ、都市伝説なんかも様々あって。
「マサラタウンの横の草むらからミュウが出る」だとか。
「150匹集めるとクチバシティにトラックが停まっていて、それに乗るとアメリカに連れて行ってもらえる」だとか。
「オーキド博士と戦える」だとか。
これら一部の都市伝説はとあるバグ技が湾曲して伝わったと、今なら分かりますが、当時はそりゃもうワクワクしたものです。
バグ技。というか、裏ワザ。
誰かのホラがクラスに広まるとかなら分かるけど、全国的に広まっていて、もちろんそんな情報は攻略本には載っていないし、でも確かに実現可能な技で。
内部構造のスキをついた技ではあるのですが、誰かが偶然見つけたのか、それとも…。これもポケモンの魅力の一部ですよね。
アニメも流行りましたね。